経営の見える化~ダッシュボード

ダッシュボードとは?

経営ダッシュボード実例

ダッシュボードで真っ先に思い浮かぶのは、車の運転席前にあるスピードメーターや燃料計をはじめとする各種計器類ではないでしょうか。仮にダッシュボードがないとすれば、自分の感覚を頼りに走行することになり、ガス欠やひどい場合には事故を起こすと思います。

経営管理におけるダッシュボードとは、売上高や営業利益はもとより、マーケティングや経費分析用のデータや人事分野の各種分析用のデータをKPIの達成度合いを中心に、例えば分かりやすいグラフ等を用いて一覧表示するものです。散らかったデータをそれぞれ見に行く手間が省けるうえ、ひと目で経営状況全体が可視化され確認できるので、どこに課題があり、どこにどのような手を打つべきかの経営プロセスの修正がスピーディーに立てられることが最大のメリットです。小企業においては、社長の勘により経営が上手く行っても、事業や業容の拡大に伴い必ず社長の目が届かない分野が出て来ます。ダッシュボードのない車に例えれば、いずれガス欠により事業の停滞、最終的には事故により倒産に追い込まれることになるでしょう。

Excelで独自のダッシュボードをスピーディーに作成

人事ダッシュボードの実例

会社ごとに設定された重要なKPIを、Excelが得意とする最も分かりやすいグラフなどの形式でダッシュボードに表示します。元となるデータが各部門に散らかっていても会社ごとに設定された重要なKPIを、Excelが得意とする最も分かりやすいグラフなどの形式をチョイスしダッシュボードに表示します。元となるデータが各部門に散らかっていても必要な情報を自動的に収集しダッシュボードに表示できます。また、データの絞り込み機能や異常値のアラート機能、例えば全社売上高のみならず、営業所別の売上高を掘り下げて見たいなど、集計項目のドリルダウン機能なども実装されます。

ダッシュボードを設置する上での留意点

  • 経営指標と目標(KPI)の明確化
    そもそも目指すべき方向性と数値目標が定まっていないと、意味のないダッシュボードになってしまいます。経営にとって何が大事な指標なのか、目標をどこに置くのかをしっかりと定めることが重要です。
  • 元データのリアルタイム性
    表示される情報が古い情報では、かえって逆効果です。重要な経営判断を誤る可能性が大です。できる限りリアルタイム性の高いデータを基にダッシュボードに情報が表示されることがたいへん重要です。
  • 元データの信頼性
    同様に表示されるデータが誤ったデータの場合も経営の意思決定をミスリードします。ダッシュボードに表示される情報は常に正しいデータであることが大前提です。
  • リアルタイム性およびデータの信頼性を高めるためには
    例えば、IoT技術を利用することにより、必要な情報を自動的に読み込むようなシステムを構築。日々データ入力がルーチン化されたDB(データベースシステム)からの自動データ取り込みなどにより常に最新のデータを維持するようにします。おおもとのデータが間違っている場合は除いて、原データを手動で転記を重ねることは極力排除し、システムにより自動転記されたデータを読み込ませること。また、手動での入力や転記は必ず二重、三重チェックを行い正確性を維持することなどが重要です。
  • 情報セキュリティ
    ダッシュボードのセキュリティに限りませんが、会社のデジタル情報をいかに守るかがとても重要です。AD(アクティブディレクトリ)やリモートアクセス用のVPNを構築する。また、無線LANを使っている場合には、最新のファームウェアでしっかりとセキュリティ対策を施すこと。さらには、悪意のある人為的な情報漏洩を防止するため、情報セキュリティ規程を制定し情報セキュリティガイドを策定、定期的に全従業員に対して啓蒙教育をするなどできる限りの事前の対策をしましょう。

人事コンサルからDXまでワンストップサービス

弊社では、人事コンサルから人事DX、経営に直結するダッシュボードの作成サービスまで、ワンストップで会社の持続可能な成長を支えます。ExcelをプラットフォームとしたDXにより、スピーディ且つリーズナブルな価格で会社の付加価値を高めます。ライバル他社に差をつけたい、社業を飛躍的に成長させたいという経営者の目線に立ち、お役に立てればこのうえない喜びです。どうぞお気軽にお問合せください。

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